フューチャー株式会社 Future Corporation

求める競技プログラマー像と仕事

前例のない課題に挑むITコンサルティングで競プロ能力を発揮

競技プログラマーを求める理由

　当社は多種多様なクライアントの経営課題をITで解決することをミッションとしているため、一人ひとりのエンジニアに高度な技術力が求められます。といっても、私たちが競技プログラマーに期待しているのは、単に競技プログラミングコンテストのレーティングが高いことや最新技術が扱えることではありません。技術変遷のスピードが速い現代において重要なのは、コンピュータ処理の原理原則を理解した上で新技術の本質を見極め、アルゴリズム的工夫でビジネスをスケールアップさせること。確かな技術をベースとしつつ独自のアイデアで難題に挑戦することができ、かつそれを楽しめるマインドを持ったアルゴリズム人財を必要としているのです。

募集職種と仕事内容

　当社の特徴は、これまでの前例や型に当てはまらない、非常に難易度の高い案件を数多く手掛けていることです。事実、当社のコンサルティングはクライアントの状況に合わせたフルオーダーメイド。クライアント自身も明確に捉え切れていない課題を見える化し、その課題を解消して競争力を獲得するための仕組みを提案・デザインし、システムとして実装するところまでを一気通貫で担っています。決まった解決方法がないため毎回新しいことの連続で、企業規模や社会的責任が大きくなればなるほど案件の難易度も高くなりますが、自らのアイデアとコンピュータサイエンスの技術を駆使して、企業の成功や社会の発展に寄与できることがこの仕事の醍醐味です。

事例・実績

　十数年前、売上を急伸させていた大手物流企業から「ホストコンピュータの計算量が膨大になり、このままでは年末年始を乗り切れない恐れがある」と相談を受けたことがありました。相談を受けた時点で年末の繁忙期まですでに半年を切っていましたが、当社はホストコンピュータで一番のボトルネックとなっていたデータ処理工程に注目。新たに分散処理の仕組みを構築・導入することにより、他社では対応できなかった課題を短期間で解決しました。

働く環境・雰囲気

オープンでフラットな環境でプロフェッショナルとして成長

職場の雰囲気

　オープンかつフラットで、年次や年齢に関係なく自分から手を挙げた人に等しくチャンスが与えられるのが当社のカルチャーです。たとえば、全社員が行う年末プレゼンでは、個々人が1年間に手掛けた仕事とその成果を自ら発表し、それがキャリアアップのための個人評価のベースとなります。若いうちから積極的に難しい案件にチャレンジしていきたい方には打ってつけの環境といえるでしょう。また、そうやって一人ひとりがプロフェッショナルとして専門性を高めていくことはもちろんですが、チームで成果を最大化することも重視しています。新たに立ち上がったプロジェクトや勉強会などの取り組みは全社員に共有されており、最近はオンラインでの全社イベントやプロジェクト共有会なども活発に行われています。

キャリア支援

　入社後の研修では、新人たちに能動的に学んでゴールにたどり着く力を養ってもらいますが、その研修期間は全員一様ではありません。プロジェクトで通用するITスキルとコンサル基礎スキルが身についた段階で、新人たちは研修卒業に向けたプレゼンテーションを行い、それぞれのプロジェクトに参画していきます。また、スキルアップに必要な書籍の購入や資格取得の費用補助はもちろん、学会発表の登壇や執筆、外部への発信などの活動も積極的にサポートしています。

働きやすさ

　競技プログラマーのなかには、アルゴリズム設計やプログラミングなどの能力が高い半面、自身の考えや意見をアウトプットするのが苦手な人もいるかもしれません。しかし、当社が最も重要視しているのはチームにおける成果の最大化です。各メンバーが得意とする分野や環境で力を発揮し、立場や役割に関わらず、事実を元にした建設的な提言を歓迎しています。配属についても本人の希望に沿って柔軟にプロジェクトへのアサインをしているので、安心して多様なキャリアにチャレンジしてほしいと思います。

競技プログラマーへのラブレター

競技プログラマーだからこその強みを活かしたITコンサルタントになろう

メッセージ

　私は前職時代から趣味で競技プログラミングを続けてきました。そのなかでフューチャーが手掛ける競技プログラミングコンテスト「第1回HACK TO THE FUTURE」で優勝し、当社に声をかけてもらったのを機に転職を決意しました。とはいえ、それまで私はクライアントの要望通りにシステム開発を行うシステムエンジニアだったので、フューチャーのITコンサルタントが自分に務まるのかが正直不安でした。でも、入社から半年ほど経った頃には既存の処理よりも高速に動作するアルゴリズムを提案し、開発中のシステムに採用されるという成功体験を得ることができました。そして、その後も折に触れて新しい提案をしていくなかで、あらためてフューチャーのITコンサルティングが、デファクトスタンダードがない案件ばかりだということに気づき、アルゴリズムやデータ構造への理解があることが強みになると再認識できました。競技プログラマーだからこそ活躍できるフィールドに満ちた当社で、一緒に働いてみませんか。

AtCoder編集部より

「社会実装」への興味がフューチャー流ITコンサルのカギ

　確かな技術力をベースとして未知の領域に飛び込み、クライアントの未来価値最大化のために一気通貫でのITコンサルティングに取り組むフューチャー。同社で活躍できる競技プログラマーとしてもっとも重要なのは、ズバリ「社会実装」に興味があるかどうかです。「このITシステムによって社会がどう変わるか」「この社会課題はこういうアルゴリズムに落とし込めるのではないか」といった興味・関心が同社のITコンサルタントへの第一歩となります。もちろん、それは簡単なことではありませんが、同社には優れた実績が数多くありますし、ITコンサルタントを育てるサポート体制も整っています。自身のスキルアップに励みつつ、同社のビジネスを通して社会課題にチャレンジしてみてはどうでしょうか。