株式会社マイナビ Mynavi Corporation

求める競技プログラマー像と仕事

卓越したプログラミング能力を内製システム部門で生かしてほしい

競技プログラマーを求める理由

　マイナビではこれまでITシステムの開発や運用を外部ITベンダーに依頼することが多く、要求管理やプロジェクト管理を実施するエンジニアを中心に採用していました。しかし、それでは激変する社会ニーズや顧客ニーズ、そして急速に進化を遂げる技術に対応することができません。そこで、現在は社内に内製エンジニア部門を立ち上げ、社内外のシステム開発や実装、保守運用を担うエンジニアの採用・育成に力を注いでいます。また、2020年秋にはAI研究推進プロジェクトが社内の公式プロジェクトとして発足し、AIをはじめとした先端技術の活用にも積極的に乗り出しているところです。その点、競技プログラマーの皆さんは卓越したプログラミング能力やアルゴリズム知識、論理的思考力はもちろん、どんな技術や最新情報もキャッチアップしていける好奇心旺盛さをお持ちですので、それらを当社で大いに発揮することができると思います。

募集職種と仕事内容

　社内外のシステム開発や実装、保守運用を担う「開発エンジニア」と、社内に蓄積された膨大なデータを生かす「データエンジニア」や「データサイエンティスト」といった職種の人材を募集しています。マイナビといえば国内外の人材ビジネス領域で知られていますが、ニュースやウエディング、農業、地方創生といった生活情報ビジネス領域なども展開しています。そして、それぞれのビジネスにおいて膨大なデータを有しており、それらをビッグデータとして分析したり、AIを用いて活用するようなプロジェクトにも着手しています。こうした幅広いビジネス領域とエンジニアリングを組み合わせられるのはマイナビならでは。価値あるものをユーザーに提供すべく、ぜひとも多くの競技プログラマーにジョインしてほしいと思います。

事例・実績

　現在、内製システム部門では新規HRTechプロダクトの開発を進めています。まだ立ち上がったばかりのプロジェクトですし、メンバーも少人数ですが、マイナビの膨大なデータを活用することができるやりがいのある業務です。なお、こうしたプロジェクトではプログラミングスキルはもちろん、システムアーキテクチャーの設計能力、プロジェクト管理スキルなども必要とされるので、技術領域と開発工程を広く経験できると思います。競技プログラマーの皆さんには積極的にこういったプロジェクトに携わり、ビッグデータやAIといったエンジニアならではの切り口で、新たなサービスを生み出していただきたいですね。

働く環境・雰囲気

心理的安全性があり、オープンでフラットな雰囲気が魅力

職場の雰囲気

　内製システム部門に所属する社員は10名弱と少数ですが、20代、30代が多く、風通しの良い雰囲気があり、システムなどに関する議論が自由かつ活発に行われています。また、業務や打ち合わせを通じて他部署と交流する機会も多く、対外的にもオープンな雰囲気があります。また、有志による社内勉強会も随時実施しており、PASTやISUCONの対策を講じる勉強会のほか、AIやウェブマーケティングをテーマにした勉強会なども行われました。もちろん、自分でテーマを提案することもできるので、積極的に手をあげてみてほしいですね。

キャリア支援

　新卒入社後はシステム職全体で ビジネススキル研修やプログラミング研修、グループ開発研修などが実施されます。また、人事研修部門主催の研修も頻繁に開催されており、特にビジネス系スキル研修が充実しています。また、部門独自の研修教育予算も確保されており、一例をあげると「AWSトレーニング」「スクラム開発研修」「ITIL研修」などを受講することができます。そのほか、技術書の購入も自由に行うことができるので、向上心次第でいくらでも自分のスキルを高めることができます。

働きやすさ

　全体的に心理的安全性があり、安心して仕事に打ち込むことができる環境が整っています。上下関係を感じさせないフラットな雰囲気なので、気軽に質問したり、議論したりすることができるでしょう。また、年次が上の社員たちは面倒見が良く、新入社員のフォローも丁寧に行っています。ちなみに、主に使用している言語はPython、Java、PHP、Rubyあたりで、インフラについてはAWSやGoogle Cloudが中心となります。業務上、必要となるスキルに関してはOJTや研修でしっかりとフォローしているので安心してください。

競技プログラマーへのラブレター

学生時代に学んだ知見を生かしつつ、先輩のフォローのもとで成長

メッセージ

　誰かの人生に良い影響を与えるシステム開発に携わりたいと思っていたところ、合同企業説明会でマイナビの事業に興味を持ち、志望することにしました。大学ではAIなどの研究に携わっていたので、企業の論文などもよくチェックしていたのですが、当時のマイナビはあまり技術的な情報開示をしていなかったので、実をいうとそこまでハイレベルな業務はないだろうと感じていました。ですが、実際に入社してみると自社クラウドを所有・運用するなど技術的な側面が強く、私にとってはうれしい驚きとなりました。もちろん、慣れないツールに触れる機会もありましたが、そのつど、先輩方がフォローしてくれたので特に悩んだりすることはなく、業務に取り組むことができています。現在は機械学習エンジニアとして、学生時代に学んだ知見を生かしながら、モデリングやシステム実装などを担当しており、最近だとレコメンドエンジンの内製化に携わっています。担当するシステムごとに苦労はありますが、利用者が使ってくれていると感じるたびにやりがいを覚えますね。また、当社の事業領域は広範囲にわたっており、社会との接点も多いため、システムを通じて社会に貢献できているという実感もあります。今年からエンジニアの採用枠が拡大することになっているので、腕に覚えのある競技プログラマーの皆さんとともに働けるのを楽しみにしています。

AtCoder編集部より

社会と会社の成長に貢献しながら、自身の可能性も高められる

　マイナビにはシステム開発というイメージがあまりないかもしれませんが、同社の多様なサービスを支えるシステムは実にハイレベルな技術によって支えられています。また、人材ビジネス領域についても生活情報ビジネス領域についても社会との接点が多いので、社会に貢献できているという実感を持って仕事に取り組むことができるはずです。さらに、最近はAIやビッグデータといった先端技術を幅広い事業領域に活用していこうという動きが加速しているようなので、ますますエンジニアが能力を発揮できる場面が増えてくることでしょう。競技プログラミングで培ってきた技術や思考力、そして向上心を持って業務に取り組めば、社会と会社の成長に貢献しながら、自身の可能性を格段に広げることができる環境だと思います。