内々定獲得の効率性を追求するための最低限の要件は?
入りたい企業が具体的にある人など、効率的に内々定を目指したい場合、選考の最低要素を理解した上で、自身に不足している点に特化して準備を進めましょう。
●エントリーシート対策
選考に含まれるが、どちらかというとその後の面接のための資料として扱われるケースが多いです。基本的な記入条件・文章力を満たしていれば問題ないケースが多いため、まずは汎用性の高い自己PR・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)・研究概要※理系の場合、を書き溜めましょう。
志望動機は、受けたい企業を探し、HPの情報やインターンシップなどの接点を通じて、その企業での「働き方」「業務」を理解するところから始めましょう。
●適性検査・筆記試験対策
能力検査のレベルは義務教育卒業レベルに設定されていることが多く、難易度よりも問題を解き慣れていることの方が重要となります。まずは練習問題や模試などを通じて出題傾向を掴んでおきましょう。
●面接対策
選考の中で最重要にして、多くの先輩が苦労しています。
上手に話さなければいけないというイメージがよりプレッシャーとなり、失敗に繋がってしまうケースが多いようですが、企業が求めているレベルは「最低限社会人として必要なコミュニケーション」が取れることに設定していることも多いです。そのため、実践回数での慣れで克服している先輩が多いと言えます。
まずは、面接のイメージを掴むこと、社会人との会話に慣れることから取り組んでおけると、選考突破を早められるかもしれません。
AtCoder CareerDesign や マイナビ2024 を併用することでより具体的に対策を進める
上記の最低要件を参考に、自分なりに準備を始めてみましょう。
進め方がわからないものや苦手なものは、AtCoder CareerDesignの他コンテンツやマイナビ2024などをうまく使って取り組みましょう。ここでは、それぞれの対策を進める上で皆さんに役立ちそうなものを厳選して紹介します。
(※マイナビ2024のコンテンツは会員登録することで活用できるコンテンツもあります)
●エントリーシート対策
それぞれの設問についての基本となる文体や構成を知り、必要な情報を書き出していきましょう。
→自己PR・ガクチカ・志望動機の基本「エントリーシート書き方丸わかり」
→研究概要書の基本「理系学生のための研究概要書の書き方」
●適性検査・筆記試験対策
練習問題や模試を受けて、出題傾向を掴みましょう。
→「適性検査対策WEBテスト」
※一部マイナビ2024の会員登録することで利用できるコンテンツを含みます
●面接対策
実際に臨む前に、WEB面接の対策方法について確認してみましょう。
→「WEB選考(動画選考)で失敗しないための対策術」
選考対策をより掘り下げて取り組む
エントリシート・面接の対策は、どちらも自己分析・企業研究から成り立っています。
内容がうまく準備できない、選考がなかなか通過できない人は、より掘り下げて対策に取り組んでみましょう。
●自己分析
自分の経験を掘り下げ、「自分らしさ」を探すことが自己分析です。
「すごい」経験や「派手な」経験でなくても、問題ありません。まずは学生生活で経験してきた出来事を書き出してみましょう。
→自分の特徴を確認!「適性診断 MATCH plus」
※マイナビ2024の会員登録することで利用できるコンテンツです
●働き方研究
エンジニアとしての働き方にどんなものがあるのか調べていきましょう。その上で、自分の目標となる人物や働き方を探し、目指すべきエンジニア像を作りましょう。
→先輩エンジニアの働き方を参考にする「競技プログラマー図鑑」
●企業研究
就職情報サイト等に記載されている情報を確認するとともに、インターンシップやOBOG訪問で社会人と接触することと、働き方研究・面接慣れもでき、一石三鳥です!
→IT人財の働き方、仕事を知る「企業からのメッセージ」
→IT人財の採用活動を行う企業を探そう「AtCoder Jobs」
自身の能力・性格を加味した上で、必要な準備を網羅していきましょう。
自分ひとりで完結させずに、友人やインターンシップ等で出会った人など、周りと一緒に取り組むことをオススメします。