TOP 競技プログラマーのための就活講座就職活動について3-1

3-1IT人財採用で実施される面接形式

  • 選考スケジュールは早期から企業ごとに分散
  • 内定に至るまでの選考回数は2~3回が多い
  • 現場エンジニアが面接を担当し、企業によってはプレゼンやプログラミングを行うことも

早期化・分散した新卒採用の面接

 『1-2 就職活動の全体感』『1-3 就職活動を攻略するために・・・』でIT人財採用における、面接の基本的情報に関して解説を行いました。

  ●選考回数としては2~3回で76%、各選考を1週間~1ヵ月で実施している
  ●面接で問われることは、自己PR、志望動機、ガクチカ、研究/学習内容
  ●企業が求めているレベルは「最低限社会人として必要なコミュニケーション」が取れること

 上記3点が面接の選考突破の最低要素として押さえておく情報でした。面接について掘り下げるにあたって、まず1次面接・最終面接の実施時期を見てみましょう。

 1次面接は20年卒では4月上旬にピークができていましたが、21年卒になると2月以前から概ね6月前半まで実施ピークと言える状況が長く続くよう変化しました。要因としては、選考早期化と、コロナウイルスによる採用スケジュールの見直しの影響があったと考えられます。22年卒についても前年と同様な傾向が予想されており、早期選考対策として受けたい企業の情報を見落とさないように収集することが重要と言えます。

先輩競技プログラマーの体験からIT人財としての面接選考を掘り下げる

 先輩競技プログラマーから実際の就職活動の体験談を集めてみました。いくつかの回答をピックアップして表にまとめていますが、以下のような傾向が多く見られました。

  ●実体験においてもデータと同様に2~3回の面接を経て、内定に至った例が多い
  ●個人面接形式で、現場エンジニアが面接官を担当していることが多い
  ●一部の企業では研究のプレゼンテーション、プログラミング面接といった形式も

 表の体験談からも読み取れるように、奇をてらった質問が来るというよりは、ある程度予想できる規定の質問についてじっくりと会話の中で掘り下げていく形式が基本となっています。自身の「強み」「らしさ」の理解と受ける企業の仕事理解について、事前に十分準備をして臨みましょう。

最低限の面接イメージと基本的な注意点を動画から掴もう

 面接のイメージと一連の流れの中で最低限注意すべき点は、解説動画で押さえてしまいましょう。
  →「恥をかかないための就活マナー(面接編)」
  →「WEB選考(動画選考)で失敗しないための対策術」

 近年はWEBでの面接が増えており、コロナウイルスの影響でテレワークなどが急速に拡大した21年卒では約7割の面接がWEBでした。(2021年卒マイナビ学生就職モニター調査(3~7月))
 実施する可能性の高いWEBでの面接の準備だけでなく、逆に経験機会が減少する対面での面接についても基本については十分に理解を深めておきましょう。

 技術系の面接をイメージするには、面接官体験コンテンツを活用しましょう。
 『1-3 就職活動を攻略するために・・・』でも紹介した「模擬面接シミュレーター ※登録することで利用できるコンテンツです」には、工学部出身のシステムエンジニア志望である稲葉聡史くんの例を参考にすると良いでしょう。質問シートから項目を選択することで、様々な質問の回答を聞くことができます。質問の回答に対する掘り下げの選択肢も用意されていますので、本番にどのようなことを聞かれるのか、想定することができます。また、回答の際の表情もぜひ確認してみましょう。回答における自信などが印象にも現れることが確認できると思います。

  →稲葉聡史くんのエントリーシートを読んでみよう!
  →稲葉聡史くんの面接を見てみよう!

面接対策

IT人財採用で実施される面接形式や評価のポイント、面接を突破するためのテクニックについて、先輩競技プログラマーの事例を交えつつ解説します。苦手意識のある方でもすぐに実践できるノウハウをお伝えします。